徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2026年(令和8年)05月18日 月曜日 徳洲新聞 NO.1543 3面

救命率向上へ救急隊員と連携強化
大和病院が救急症例検討会

救急隊員との連携強化を図り救急活動の質向上を推進

大和徳洲会病院(神奈川県)は大和市、綾瀬市、座間市の救急隊員21人を招いて救急症例検討会を開催した。同院に救急搬送された3症例について、救急隊員と同院スタッフの双方の視点からプレゼンテーションを実施、情報共有と意見交換を行った。

同院からは脳神経外科の戸根修部長、救急科の津川奏医師、重田光貴・救急救命士副主任、村松都和・救急救命士が参加。戸根部長は「過去の症例を検証して改善点を見出し、病院と消防署の連携を強化し、今後の救命率を向上させることを目的として、救急症例検討会を定期的に開催しています」と説明する。

救急搬送事案のなかには、救急隊員が搬送時の処置の判断に迷うケースや、搬送先を選ぶのに苦慮するケースなどがあることから、同院の医師をはじめ医療専門職からのフィードバックを行うことで、より円滑な救急活動につなげる狙いもある。

心房細動を有する頭部外傷症例について、戸根部長が救急搬送の受け入れから治療経過などを説明、津川医師は救急の受け入れ体制や、CPA(心肺停止)の対応・流れなどを紹介した。同院は今後も日頃の症例の検証をとおして改善を重ね、病院と消防署の連携を強化し、円滑に救急搬送を受け入れられるよう救急症例検討会を継続して開催していく方針だ。

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