2019年(令和元年)12月23日 月曜日 徳洲新聞 NO.1216 二面
二村・湘南鎌倉病院部長
「師匠 土田芳彦先生より学んだ“中庸”の重要性」
外傷整形TMED2019で講演
「外傷整形外科には“中庸”が求められます」と二村部長
湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の二村謙太郎・外傷センター部長は10月5日から2日間、東京大学安田講堂で開催された外傷整形外科医のプレゼン大会であるTMED(Trauma Mania Exciting Dialog)2019で、「師曰く、バランスを極めなさい-凡才の重度四肢外傷治療-」をテーマに講演した。
二村部長は「重度四肢外傷治療の考え方として、難易度の低い治療から徐々に高難度の治療に進んでいくReconstructive ladde(r 再建のはしご)がありますが、最適なアウトカム(治療成果)を得られないことがあります。つまり、必要であれば最初からより高次の治療法(遊離皮弁など)による再建を行うことが重要であり、そのコンセプトをReconstructive moduleと呼びます。そして成否の鍵は綿密な術前プランニングです」と説明。そのうえで、重度四肢再建外科医に求められる大切な態度として「過ぎたるは及ばざるが如し」を意味する"中庸”を挙げた。