徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2019年(令和元年)12月23日 月曜日 徳洲新聞 NO.1216 二面

日本救急医学会 徳洲会から54演題
「働き方改革」テーマも

第47回日本救急医学会総会・学術集会が10月2日から3日間、都内で開かれた。メインテーマは「不断前進、救命救急~今、ふたたび『仁』」。徳洲会グループは54演題を発表した(ポスター発表含む)。シンポジウム、パネルディスカッション、ワークショップなどを中心に紹介する。

約30年を振り返り、次世代の救急医療にメッセージを発する鍜冶部長 約30年を振り返り、次世代の救急医療にメッセージを発する鍜冶部長 多くのセッションで登壇し多岐にわたる発表をした山上センター長 多くのセッションで登壇し多岐にわたる発表をした山上センター長 関根医長はトリアージの開始・終了など「時間」に着目する大切さを指摘 関根医長はトリアージの開始・終了など「時間」に着目する大切さを指摘

救急は女性医師も働きやすい現場とアピールする川原医長 救急は女性医師も働きやすい現場とアピールする川原医長 救急医の働き方改革について持論を展開する河上専攻医 救急医の働き方改革について持論を展開する河上専攻医 薬師寺医長の教育講演は会場から人があふれるほどの盛況ぶり 薬師寺医長の教育講演は会場から人があふれるほどの盛況ぶり

シンポジウム「30年後の救急医療︱次世代に向けて」では、岸和田徳洲会病院(大阪府)の鍜冶有登・救命救急センター部長が「奪い合い、押し付け合い、分かち合い」と題し発表。医学部を卒業した1980年当時から現在までを振り返り、救急の様相が変化している点を指摘。あらためて社会やニーズの変化に対応する大切さを訴えるとともに、今後の救急医療では人員、ハードウェア、時間、知識といったリソースの“分かち合い”が必要との考えを示した。

パネルディスカッションでは「救急医療のあり方︱人生100年時代の救急医療」をテーマとするセッションで、湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の山上浩・救命救急センター長が「急性期医療資源の集約化とAdvancedtriage後の適次搬送が日本を救う」と題し発表。「ERから臨床研究を発信する」をテーマとするセッションでは、同院の関根一朗・救急総合診療科医長が「トリアージに関する臨床研究のためには時間に関するデータ収集が重要」と題し発表した。山上センター長は他に教育講演で「ERでのフィードバック」、重症救命医療と北米型救急医療をテーマとしたセッション「徹底討論」で、「どっちも必要!大切なのは重症救命医療と北米型救急医療との連携」と題し発表した。

ワークショップでは、「私なりのハッピーな救急医ライフの続け方」をテーマとするセッションで、福岡徳洲会病院の川原加苗・救急科医長が発表。自院ではチーム制や完全シフト制の導入などで、仕事のオン・オフがうまく切り替えられていることをアピール。「救急はハード」とイメージされがちだが、家庭をもつ女性医師も働きやすく、「復職する女性医師には選択肢のひとつとして考えてほしい専門科」と訴えた。
「働き方改革――現場救急医の本音」のセッションでは、湘南鎌倉病院の河上哲朗専攻医が「救急医と他科・他職種タスクシフト・シェアは急性期病院の機能維持に寄与する」、岸和田病院の薬師寺泰匡・救命救急センター医長が「若手医師にとって労働ではない自己研鑽(けんさん)とは? 救急医の家族から見て労働ではない拘束時間とは?」と題し、それぞれ発表した。薬師寺医長は教育講演も行い、救急医療での心電図について解説した。

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