徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2026年(令和8年)02月23日 月曜日 徳洲新聞 NO.1531 3面

1年次研修医中間研修会
医療安全や専門研修プログラム講義
徳洲会グループの規模・実績なども紹介

一般社団法人徳洲会(社徳)は1月17日と2月14日、宇治徳洲会病院(京都府)で徳洲会グループ1年次研修医中間研修会を開催した。2025年度にグループに入職した研修医のうち205人がそれぞれ分かれて参加し、鎮静に関する医療安全を学んだり、グループ病院の専門研修プログラムについて説明を受けたりした。東上震一理事長が挨拶し、自らの経験や徳洲会グループの活動などを交え、研修医にエールを送る場面も見られた。

「無限の可能性がある。どんな医者にでもなれる」と東上理事長 研修会の主旨を説明し、研修医に成長を呼びかける末吉・統括責任者 講義の後、途中からワークショップを実施 専門研修プログラム説明会は、各病院が研修医に自院の研修をアピール

2月の回では東上理事長が駆け付け挨拶。徳田虎雄・名誉理事長の言葉を引用し、目標を掲げ身の丈を超える夢を自らに課す大切さを説いた。自身の経験にも触れ、心臓外科医として成長したエピソードを複数披露。根底にある思いや考えも示し、「自分の思いや考えが人生をつくっていく」と語り、「無限の可能性がある。どんな医者にでもなることができる」と研修医に呼びかけながら、努力を重ねる大切さを強調した。

徳洲会の取り組みも紹介。患者さんの要望に応えることが病院・施設運営の基本であることや、離島・へき地医療、国際医療協力、NPO法人TMAT(徳洲会医療救援隊)などを挙げ、誰も行わないことに挑む重要性もアピールした。最後に、あらためて組織にとって人材が大事な点を示し、チャンスを与え育成する方向性を示唆。利益追求が目的ではなく、患者さんの命を救い、患者さん、職員の幸せを追求する集団であると強調した。

両日通じて、末吉敦・徳洲会研修部門統括責任者(宇治徳洲会病院院長)が会の主旨を説明。前半は医療安全に関する勉強会、後半はグループ病院の専門研修プログラム説明会を行うとし、意義を伝えた。

医療安全に関する勉強会では、「安全な鎮静のために」と題し、湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の太田隆嗣・麻酔科集中治療部部長が講義。基本を解説した後、ワークショップを行い、全身状態や気道確保のリスク評価を解説後、気道管理シミュレータを用いたバッグバルブマスク換気トレーニングなどを実施した。鎮静に関する薬剤分類なども各グループで議論しながら行うなど、参加者は交流を深めつつ、鎮静に対する理解を深めた。

専門研修プログラム説明会では、同プログラムを設けている病院ごとにスペースを設け、各病院の指導医らが研修医に自院の研修の特徴や魅力などをアピール、質問にも応じた。終了後には懇親会も行い、同期の研修医や先輩医師と親睦を深めた。

札幌徳洲会病院から参加した森本詩乃研修医は「鎮静剤を講義形式で学んだことはなかったので、とても勉強になりました」と笑顔。専門研修プログラムについても、「進路を迷っているので大変参考になりました。小児科の専門研修プログラムがある宇治徳洲会病院を見に行きたいと思いました。他院の研修医と交流し、自院の良さを再認識するなど、有意義な時間でした」と満足げだった。

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