徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2019年(令和元年)5月6日 月曜日 徳洲新聞 NO.1183 四面

専門医機構が統一基準で認定
都市部は採用数に上限設ける

新専門医制度と

2年以上の臨床研修を修了した医師は、各自の関心や志向性に応じて専門医を目指すのが一般的で、専門医資格の取得希望者は、専門医研修プログラムの下、各認定施設で、さらに3~5年程度の研修を受ける。

この専門医研修にかかわる制度は2018年4月、新専門医制度のスタートによって大きく変更された。それまでの専門医制度は、専門領域ごとに各学会がそれぞれ独自に運用し、研修プログラムを認定したり、専門医を認定したりしてきた。

しかし、領域間で認定基準にばらつきがあるなど課題が指摘されたことから、新専門医制度では中立的な第三者機関として発足した日本専門医機構が、統一的な基準の下、専門医や研修プログラムの認定などを行い、一定水準以上の専門医の質の担保を目指すことになった。

臨床研修修了後に取得できる専門医は、新制度のスタートと同時に認められた「総合診療科」を加えた19の基本領域(表)がある。複数の基本領域専門医を取得するダブルボードは認められているが、並行して複数の研修プログラムを受けることは認められていない。希望する場合は、どれかひとつの基本領域専門医を取得後に、あらためて他領域の研修プログラムを受けることになる。

基本領域専門医を取得すると、関連したさらに専門性の高い「サブスペシャルティ領域専門医」を取得できるようになる(現在、サブスペシャルティ領域の総数や、どの基本領域を取得すると、どのサブスペシャルティ領域専門医を取得できるかなどについては検討中で、確定していない)。

なお、それまで専門医研修を行っている医師を後期研修医と呼んでいたが、18年4月以降に専門研修プログラムを開始した医師は専攻医と言う。

基本領域専門医(計19)

内科 小児科 皮膚科
精神科 外科 整形外科
産婦人科 眼科 耳鼻咽喉いんこう
泌尿器科 脳神経外科 放射線科
麻酔科 病理 臨床検査
救急科 形成外科  
リハビリテーション科 総合診療科
新専門医制度下では専門医の地域偏在・診療科偏在を解消する一助として、比較的医師が集まりやすい東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、福岡県の5都府県で、医師不足が顕著な一部診療科を除き、基本領域専門医の採用数にシーリング(上限)を設ける施策も始まっている。また、制度上、従来は単一の施設で専門医研修を完結することができたが、新制度下では、必ず複数施設で構成する研修施設群(基幹施設と連携施設)でローテート研修を行うことが必須となった。

徳洲会グループの病院で、基本領域専門医の専門研修基幹施設に認定されているのは、総合診療科28病院、内科14病院、外科9病院、救急科7病院、麻酔科3病院、泌尿器科2病院、整形外科、小児科、形成外科、産婦人科、病理、放射線科が各1病院となっている。

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