徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2017年(平成29年)5月1日 月曜日 徳洲新聞 NO.1080 一面

野崎徳洲会病院
膠原病リウマチ内科
外来4月に診療開始

野崎徳洲会病院(大阪府)は4月に膠原(こうげん)病リウマチ内科外来を開設、診療をスタートした。膠原病とは、自己免疫の異常により複数の臓器に炎症が起こり、臓器が機能障害を来す疾患の総称。同科の髙橋令子医師は「当院には附属研究所があり、診療のみならず研究も行えます。外来、入院で専門を生かした診療をしながら、難病の全身性エリテマトーデス(炎症性臓器障害)など自己免疫疾患の原因解明についても取り組んでいきたい」と抱負を明かす。

「自己免疫疾患の原因解明にも取り組んでいきたい」と髙橋医師 「自己免疫疾患の原因解明にも取り組んでいきたい」と髙橋医師

髙橋医師は「発熱が持続する、関節が痛い、皮膚に発疹が生じたなどの症状をもとに、関節リウマチなど膠原病の確定診断を行うところから担当しています。その後、EBM(科学的根拠に基づく医療)を、一人ひとりの症状に合わせて行います。劇的に進歩している自己免疫疾患領域の情報をいち早く察知し、最先端の治療を実践しています」と膠原病リウマチ内科の方針を説明する。

同科の対象疾患は関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、 全身性強皮症、皮膚筋炎、多発性筋炎、シェーグレン症候群(涙腺の涙分泌や唾液腺の唾液分泌などが障害)、ベーチェット病(全身性の血管炎)、大動脈炎症候群、 顕微鏡的多発血管炎、結節多発動脈炎といった血管炎症候群など。

高橋医師が専門とする全身性エリテマトーデスは膠原病の代表であり、患者は国内で約7万人いると推測されている。

「関節リウマチや全身性エリテマトーデスなど膠原病は全身疾患であり、社会的な面を含め多面的に診療することが大切です。当院では医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、リハビリテーションセラピスト、管理栄養士、MSW(医療相談員)などがチームを組んで総合的に診療に当たっています」と髙橋医師。

さらに「100人いれば、100とおりの病型がありますので、その方の症状、経過に合わせた治療を行います。早期発見が予後に大きく関係する病気ですので、原因がわからない場合は膠原病を疑い、専門医を速やかに受診してください」。

同科の外来は火・水・金曜日。急患には適宜対応する。

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