がん治療
Cancer treatment
Cancer treatment
対がん戦略の最も重要なインフラともいうべき 「がん登録」 は、2005年6月に開始しました。
日本人の2人に1人はがんになり、3人に1人はがんで亡くなる時代。 徳洲会でも、がん登録は累計1万2,500人を超え、毎年約1,100人ずつ増えています。全国にネットワークのある徳洲会が共通のフォーマットを導入する意義はたいへん大きなもので地域がん登録にも大いに貢献しています。
その患者数は都内有数のがん専門病院を上回る数字となっています。新たにがんと診断される人が初めて101万人を超えるという背景もありますが、先の時代を予想し2004年から真摯に向き合ってきた「がん治療への取り組み」が患者様からの評価を得られたと考えております。
徳洲会のがん登録の最も大きな特徴は、がんの疑いのある患者様、フォローの必要性のある患者様などをリストアップし、フォローアップの漏れがないようにするプログラムをつくり、オーダリング、電子カルテ上で利用できるようにしたことです。患者さんが予約日に来院できず、来づらくなってしまったようなときにも、こちらから声をかけることが可能になり、仮に主治医が見落としたとしても、それを思い出させる仕組みもできました。これによって、患者さんのフォローが確実に行え、がんの早期発見の機会を失わないようにもなります。
「全国のどの徳洲会グループ病院のどの診察室に入ったとしても、患者様が等しく科学的根拠にもとづく安全性が確立されたがんの標準治療を受けられるようにする」という原点を決して、これから先も私たちは忘れません。 10年先のがん医療をリードできる組織にするため、今後も継続的な活動を行ってまいります。
※がん登録は他にも以下のようなメリットがあります。
※診断日基準 2018/11/1 現在
※診断日基準 2018/11/1 現在