徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2025年(令和7年)06月16日 月曜日 徳洲新聞 NO.1496 4面

近江草津病院
歯科口腔外科を開設
院内外で連携し紹介増

「地域の歯科診療に貢献します」と話す江戸医長(中央)、スタッフ外来は広いスペースを確保。ゆとりある空間に

近江草津徳洲会病院(滋賀県)は歯科口腔外科を開設した。医長の江戸俊太・歯科医師と4人の歯科衛生士が在籍し、口腔外科疾患や有病者歯科疾患などに対応している。常勤歯科医師1人体制だが、外来は月曜日から土曜日まで実施(土曜日は午前のみ)。外来患者さん以外にも、入院患者さんの口腔機能管理を行うなど精力的だ。

「具体的に、外来では近隣の歯科診療所からの紹介患者さんなどに対応し、短期入院での静脈内鎮静による智歯(親知らず)の抜歯や基礎疾患をもつ高齢患者さんの処置を行っています。病棟(許可病床199床)の患者さんに対しては、約半数に及ぶ回復期の方を中心に口腔機能管理を実践し、歯科衛生士による口腔ケアにも注力しています」(江戸医長)。

医療機器も標準的なX線撮影装置をはじめ、歯科用CT(コンピュータ断層撮影装置)を完備。さらには光学印象(専用の小型カメラで口腔内を撮影し、歯の状態を3Dでコンピュータ上に再現)も導入して、保険適用のケースに活用している。

江戸医長は歯科研修を含め、宇治徳洲会病院(京都府)に10年間勤務。近江草津病院の歯科口腔外科開設にともない、2月に着任した。開設前には自ら地域連携室職員と共に地域で挨拶回りを行い周知。診療開始後、1カ月に約30人の紹介患者さんが来院するなど順調なスタートを切った。

「挨拶回りの際、予約がすぐに受けられることを伝えると、多くの歯科診療所の先生方が喜んでくださいました。潜在ニーズの高さを感じました」と江戸医長。「院内はもちろん、地域の歯科診療所からの紹介、手術も増やし、地域に貢献していきたいです」と抱負を語る。

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