
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)06月17日 月曜日 徳洲新聞 NO.1445 4面
久しぶりに出会った患者さんと握手する渡辺センター長(左)
沖縄県の伊良部島で4月29日、「徳洲会伊良部島診療所感謝祭」が開かれた。3月末に閉院した同診療所への謝意を示すために、伊良部商工会青年部が企画した。当日は延べ1,000人以上が来場。島民の方々による音楽演奏や踊り、またキッチンカーも出店するなど、会場は朝から夕方まで盛況だった。
また、同診療所に勤務していた職員も多数参加。来場者から「夜間にも診てもらうことができ安心でした」、「いつも先生たちに元気づけてもらえました」といった声が聞かれたり、患者さんとの再会を喜ぶ姿が見られたりした。
感謝の気持ちを込め踊りを披露する島民の方々
途中、2001年1月~06年9月まで同診療所院長を務めた渡辺信幸・中部徳洲会病院(沖縄県)健康管理センター長が来賓として、感謝祭の開催に謝辞を述べた。イベント後、渡辺センター長は「当時は島内で対応できる医療の幅を少しずつ増やすかたわら、診療所主催で季節のイベントを開催するなど、充実した日々でした」と振り返った。
同診療所は00年1月に開設。宮古島からフェリーで約15分という“離島の離島”で、唯一の医療機関(歯科除く)として四半世紀近く島民の方々の健康をサポート。15年に2島をつなぐ伊良部大橋が開通し、医療機関が多い宮古島へのアクセスが向上したため、同診療所の役割も縮小していった。
4月から同診療所の患者さんは宮古島徳洲会病院(沖縄県)が受け入れ、診療を継続している。受け入れに合わせて同院は送迎バスを充実させ、通院にかかる負担軽減にも努めている。21年8月から閉院まで同診療所の事務責任者を務めた當山典子・宮古島病院総務課係長は「引き続き徳洲会グループとして伊良部島民の皆さんの健康を支えていきます」と語気を強める。