
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2025年(令和7年)06月16日 月曜日 徳洲新聞 NO.1496 3面
右がベトナム人医師、その左から柳内部長、小川部長
札幌徳洲会病院病理診断科は3カ月間、ベトナムから来日したグエン・ドゥック・ドゥイ医師の臨床修練を受け入れた。臨床修練とは、医療分野での国際交流の進展と途上国の医療水準の向上に寄与することを目指し、医療研修を目的として来日した外国人医師、歯科医師に対し、2年間の医療行為(処方箋の交付を除く)が特例的に認められる制度だ。
同院は、国内で腎病理に対応する数少ない病院であり、病理診断科の柳内充部長と小川弥生部長は腎病理を専門としている。そのため研修内容は、病理診断報告書の下書きの作成に加え、腎生検のための標本作成、腎臓内科とのカンファレンス参加など専門性の高いものとなった。
小川部長は「腎生検に必要な蛍光染色のプロトコルを母国で役立てたいなど意欲的でした。ここで学んだことを生かしてほしいです」と述懐。「研修は報告書作成や講義が主体だったので、学んだことをプレゼンしてもらい、フィードバックする時間を多く設けたら良かったです」と振り返る。
柳内部長は「研修プログラムや若手医師への指導方法などをブラッシュアップする機会になりました。今後、日本腎病理協会をとおし、若手医師の研修を受け入れていきますので、今回の経験を生かしていきたいです」と意気込みを話す。