
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)09月09日 月曜日 徳洲新聞 NO.1457 3面
パネルディスカッションで質問に答える遠藤院長
生駒市立病院(奈良県)は市と地元のホールで「生駒市立病院 これまでとこれからを考えるシンポジウム」を開催した。同院が来年6月で開院10周年を迎えるにあたり、市民の方々と開院からの取り組みを振り返りつつ、次の10年を見据えた同院のあり方を考えるきっかけづくりが目的。
第1部では基調講演を行い、奈良県立医科大学の細井裕司学長が「奈良県立医科大学の現況とMBT(医学を基礎とするまちづくり)」をテーマに講演した。第2部ではパネルディスカッションを行い、小紫雅史・生駒市長、遠藤清院長、細井学長がパネリストとして登壇。司会をNPO生駒の地域医療を育てる会の奥田陽子理事長が務めた。
小紫市長と遠藤院長が、それぞれ同院の概要を紹介した後、参加者から寄せられた質問にパネリストが回答。同大と同院の連携では、とくに大学医局からの医師派遣について、細井学長が「派遣した医師のさらなる成長が重要」と指摘し、遠藤院長が医師の成長が期待できる自院の環境をアピールした。
また、健診や地域の休日夜間診療に対する役割、市民の評価、病院スタッフの疲労を心配する声など、さまざまな質問が寄せられ、同院に対する関心の高さがうかがえた。
最後に各パネリストが、それぞれの立場で地域医療に言及。遠藤院長は「まだまだやりたいことがありますが、まだまだ体力がない病院」としながらも、「職員のやる気、熱意の大きさが希望」と強調した。そのうえで、「最終的には、奈良医大との密な連携をはじめ、いろいろな方の熱意や知識、やり方を享受し、私たちも一緒に生駒の医療を良くしていく覚悟です」と締めくくった。