徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2024年(令和6年)06月17日 月曜日 徳洲新聞 NO.1445 3面

医療現場
サイバーセキュリティ対策
日本医療安全学会
福田TIS部長代理が解説

福田・部長代理は徳洲会の取り組みを通じ、病院のサイバーセキュリティのポイントを解説

徳洲会インフォメーションシステム(TIS)の福田秀樹・導入管理部長代理は、都内で開かれた第10回日本医療安全学会学術総会でシンポジストとして演題発表した。テーマは「医療機関におけるサイバーセキュリティ対策~その現実と問題解決に向けて」。

医療機関のサイバーセキュリティについて、社会背景を説明したうえで徳洲会グループの取り組みを紹介。対策を「攻撃に対する防御」、「事故発生時と事後の対応」のふたつに大きく分け、ネットワーク環境の把握やマニュアル整備など一部を具体的に説明した。

ポイントにサイバーセキュリティに関する「ルール」を挙げ、策定・周知・順守の重要性を強調。徳洲会では、厚生労働省のガイドラインに基づく「情報システム運用管理規程」を作成し、順守する工夫として、徳洲会情報システム管理部会によるシステム監査やセキュリティ自己点検を各病院で行っていることを示した。

また、TISが「医療AIプラットフォーム技術研究組合」(略称:HAIP)を中心に、厚労省の科研費を受けて取り組んでいるプロジェクトに参画し、システム監査の標準化や体制整備を検討、2年後に厚労省への提言としてまとめることも明かした。最後に、「医療機関のサイバーセキュリティは医療安全の1項目としても位置付け、電子カルテなど院内システムを利用するすべての方に考えていただければと思います」と締めくくった。

他のセッションでは、大和徳洲会病院(神奈川県)の遠藤純男・脳神経外科主任部長が「合併症を起こさないための手術教育~脳神経外科医の立場から」、遠藤・主任部長と笹館香穂里・医療安全管理室師長(看護師)が「医療安全推進週間における当院でのイベント企画の報告」と題し発表した。

PAGE TOP

PAGE TOP