
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2023年(令和5年)05月08日 月曜日 徳洲新聞 NO.1388 3面
抗原検査を行った大型クルーズ船
札幌東徳洲会病院は2年ほど前から、船舶からの新型コロナ感染症のPCR検査依頼や救急要請が増加。主に外国船舶への対応で、船舶代理店経由で連絡が来ている。「国際クルーズ船の寄港が今年4月に再開した際、外国船舶の患者さんに対応しました。船舶代理店からは多言語対応できる医療機関と評価されたようです」と西沢光明・国際医療支援室課長は推察する。
4月に小樽港で大型クルーズ船の乗客200人ほどに抗原検査を実施。検査には看護師、臨床検査技師、同室の通訳の3人が参加。検査対象者が全乗船客と判明し、予定どおりに検査が終わらない状況もあった。西沢課長は「外国船舶の場合、事前情報が十分に得られない場合もあります」と対応の難しさを示す。
井沼浩政・救急センター主任(救急救命士)は、客船や貨物船などからの救急要請に複数回対応。作業中の骨折などの患者さんが多いという。「一番の問題は言葉」と井沼主任は指摘し、通訳を同行したり、通訳アプリを活用したりして意思疎通を図っている。
同院周辺の小樽港や苫小牧港に寄港予定の外国船舶は増加中。救急対応はもちろん外国語でのコミュニケーションができる同院の必要性が高まりそうだ。