徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2024年(令和6年)11月18日 月曜日 徳洲新聞 NO.1467 2面

病気のはなし169
過去最高の感染続く
マイコプラズマ肺炎(続報)

マイコプラズマ肺炎の感染者数が過去10年間で最も高い水準となっている。2024年44週(10月28日~11月3日)の全国定点当たりの報告数は2.46人で、これまで最も高かった16年の同時期と比べても2倍以上、過去10年間平均の同期比では6倍以上だ。44週は10週ぶりに微減したが、同疾患は流行期には秋冬に感染者が増加する傾向にあること、これまで5週にわたり過去最高を更新し続けてきて感染の勢いがあることから、引き続き強い警戒が必要だ。県別では青森県5.67人、埼玉県5.33人、岐阜県4.6人、東京都4.28人、茨城県4.08人、福島県・愛知県4人と東日本で高い傾向にある。

マイコプラズマ肺炎は全身倦怠感、発熱、頭痛、長引く乾いた咳などの症状が出、とくに子どもの間で流行しやすい。肺炎のなかでは比較的症状が軽いが、5~10%未満に中耳炎、胸膜炎、心筋炎、髄膜炎などの合併症を発症するとの報告もある。秋冬はインフルエンザウイルスも流行する時期でもあるだけに、手洗い、マスク、密の回避など感染対策を万全にして臨みたい。

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