
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)09月23日 月曜日 徳洲新聞 NO.1459 2面

子宮頸がんワクチン接種の機会を逃した若年層の女性(1997年4月2日~2008年4月1日生まれ)に、特例として厚生労働省が設けたキャッチアップ接種(公費負担でワクチン接種可能)の期限が迫っている。
ほとんどの子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)にはワクチンがあり、とくに23年4月から定期接種の対象となった9価ワクチンを接種した場合、80~90%の型のHPVを予防する効果があると言われている。
だが、子宮頸がんワクチンには副作用があるのではないか――との懸念の声が上がったことから、日本では長く接種が推奨されてこなかった。多くの国でワクチンが採用されていくなか、WHO(世界保健機関)は日本のこうした対応に懸念を表明。日本では総合判断の下、22年4月から他の定期接種と同様に接種の推奨が再開された。
キャッチアップ期間は、この「積極的に推奨されなかった期間」に、定期接種の機会を逃した女性への救済措置だが、その期限は25年3月末。同ワクチンは3回接種を受ける必要があるが、3回終えるのに6カ月間かかることから、遅くとも今年9月中に1回目を受ける必要がある。厚労省はキャッチアップ接種の期限が迫っているため、希望者は早めに接種するよう呼びかけている。1回目は接種したものの2、3回目の機会を逃している場合も、期間を過ぎれば有料になるため、接種状況を確認したい。