
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)08月12日 月曜日 徳洲新聞 NO.1453 2面
介護老人保健施設(老健)たてやま(千葉県、100床)は2月のオープン以来、順調に入所者数を増やしている。館山市と南房総市には老健が計7施設あるが、病院併設型は同老健のみ。口腔機能リハビリテーションにも注力していく計画であり、こうした特徴を生かしてマーケティング活動に尽力している。
(右から)宮田事務長、沖永施設長、山木・看護師長、角田相談員
老健たてやまは、オープン前から精力的に地域の居宅介護支援事業所などを訪問して認知度アップを図り、オープン3カ月後には入所率が9割を超えた。館山病院に併設し、強固な連携の下で運営しているのが特徴であり、角田光平相談員は「訪問の際も、施設の特徴が明確なのでアピールしやすいですし、安心していただけます」と明かす。
入所者さんに急変があった時にも相談しやすく、すぐに医師の診察を受けることも可能。週1回、合同で入退院調整会議を開いており、退院患者さんにリハビリが必要であれば同老健に入所する一方、入所者さんに治療などが必要になれば同院に入院するなど連携もスムーズ。また、入所者さんが独居の高齢者で、家族のサポートを受けられない場合でも、病院受診の付き添いにスタッフの負担がかからないのがメリットだ。
今後は、同院の強みである口腔機能リハビリを、同老健にも取り入れていく計画。入所時の口腔チェックや歯科衛生士による定期チェックをシステム化し、同院で口腔機能リハビリを受けられるようにする。山木琢也・看護師長は「今でも食事前の口腔体操を取り入れています。口腔機能の維持は重要と考えています」と意欲を示す。
「現在は『基本型』なので、『加算型』へとランクアップするためにも、入退所をうまく回し、良い循環をつくっていきたいです」(宮田晃仁事務長)と強調するように、マーケティング活動に今後も力を入れていく考え。沖永利親施設長は「医療と介護の連携で、入所者さんが幸せと感じられる施設を目指します」と意気込む。