徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2022年(令和4年)02月14日 月曜日 徳洲新聞 NO.1325 2面

病気のはなし79 実際より副反応少ない!?
新型コロナ感染症ワクチン

日本の新型コロナ感染症の3回目ワクチン接種率は2月9日時点で7.2%。すでに3回目接種率が50%を超える国もあるなか、国内で遅々として進捗しない理由に「オミクロン株は近々にピークアウトする(減少する)ため、今から接種しても効果が出る頃には流行期は過ぎている」、「3回目接種はワクチンの副反応がきつい」といった不確定な情報に左右されている可能性がある。

確かに感染者数の伸び率は鈍化しているが、ワクチンの2回目接種が急ピッチで進んだことが功を奏した第5波の時のような感染者の急減は、第6波では期待できず、今後も緩やかな減少、もしくは高止まりにより感染の危険性が高い状況が続くことが懸念される。

また、副反応は一定程度の人に見られるが、頭痛や倦怠感など全身的副反応の76%、接種部位の疼痛など局所的副反応の24.3%が、ワクチンではなく生理食塩水など偽薬を投与した際にも発生するノセボ効果によるものという報告もあり、過剰にワクチンを怖がる気持ちが副反応を実際以上に多くの人に発生させている可能性もある。

米国疾病対策センター(CDC)によると、同国ではワクチン接種対象外の4歳以下の小児の入院率が増加。接種できない年齢の子どもたちを守るためにも、周囲の大人たちの接種を呼びかけている。

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