
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)11月18日 月曜日 徳洲新聞 NO.1467 1面
「心肺蘇生のインストラクター経験もあり、体が自然と動きました」と村上・看護師長(前列左)
札幌東徳洲会病院の村上智哉・看護師長に、海上保安本部から感謝状が贈られた。人命救助に対する感謝の意を示したもので、10月8日に愛媛県の松山海上保安部で表彰式が行われた。感謝状を受け取ったのは村上・看護師長を含め4人。互いに面識がないなか、7月に同県伊予市の海水浴場で溺れた方を連携して救助した。要救助者は意識不明の重体だったが、一命を取り留めた。
村上・看護師長は旅行で愛媛県を訪問。車で同海水浴場付近を走行していたところ、人だかりができているのを目にし、駆け付けた。要救助者は、すでに海から引き上げられ、心臓マッサージを受けている状態。息を吹き返し、周囲からは「これで大丈夫だ!」との声が聞かれたが、村上・看護師長は「死戦期呼吸(心停止直後に見られ、苦しそうに呼吸するのが特徴)と、すぐにわかった」ため、ドクターヘリで搬送されるまで心臓マッサージを続けた。
要救助者の経過を式前に聞いた村上・看護師長は「順調に回復されているとわかり、安心しました」と吐露。「気付いたら体が勝手に動いていました。医療従事者であれば誰もが同じことをしたと思います」と冷静に振り返った。