徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2026年(令和8年)09月28日 月曜日 徳洲新聞 NO.1562 4面

おくすりレクチャー
サプリメントや健康食品
手術前にすべて申告を

細野真吾 大垣徳洲会病院 薬剤部 係長

服用している薬剤などについて、お尋ねする際、つい「これくらい言わなくてもいいか」と回答を忘れられがちなのが、サプリメントや健康食品です。その種類は多く、代表的なビタミン剤だけでなく、ニンニクやショウガのエキスを固めた錠剤、プロテイン(タンパク質)などさまざまで、なかには「これはサプリだと思わなかった」という方もおられます。

しかし、最近のサプリは効きが結構良く、そのぶん副反応も強くなりますので、とくに術前は正確な申告が大切です。たとえば抗酸化作用をうたうビタミンEやDHA、EPA、ひざの痛みを和らげる効果を期待するコンドロイチンやグルコサミンは血液サラサラ効果(血小板凝集能の抑制)がある反面、出血を助長します。プロテインは普通の人が飲むぶんには問題なくても、腎機能の悪い方が飲むと、さらに腎機能が悪化する懸念があります。

こうした事前情報があると、場合によっては安全のため治療法や使用する薬剤を変えることもありますし、念のため術前2週間前には服用を中止するよう、お願いすることもあります。ハーブティーや薬膳スープなど、どこまで伝えればいいのかと悩むこともあると思いますが、とりあえず申告していただければ、医師、薬剤師が安全に問題ないか、お調べしますので、まずは正確な申告にご協力をよろしくお願いします。

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