徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2026年(令和8年)09月21日 月曜日 徳洲新聞 NO.1561 4面

中部徳洲会病院
「おでかけ健康講座」が
好評を博し4000回超

曽根看護師を中心に年200回以上講演

中部徳洲会病院(沖縄県)が20年以上前から実践している「おでかけ健康講座」が4,000回を超えた。同院の職員が学校や自治会、企業などに出向いて健康に関する知識を伝える取り組み。主に平日に行い、受講者は累計25〜30万人に上る。今年度も4〜8月の5カ月間で約1万人が受講するなど好評だ。

開始当初から講師を担ってきたのが曽根史郎看護師。一次救命処置(BLS)やAED(自動体外式除細動器)の使い方、食物アレルギーへのエピペン(補助治療剤)の使用法、窒息時の異物除去など、一般の方も正しくできるような緊急時対応方法を、人形を用いて指導する。曽根看護師は、とくに学校に勤務する養護教諭がひとりで数百人の児童・生徒に対応している現状を指摘し、「教職員全員が一丸となって動ける体制づくりが大切です。そのためにも継続したい」と話す。

昨年12月からは、喜多洋嗣薬剤師も講師として活動。「診察室では聞けない健康の話」と題し、主に高齢の方々へ、服薬の仕組みや二次検診の大切さを伝えている。「地域の方々が未病(健康と病気の間にある状態)に向き合い、自身の健康について考える機会になれば」と喜多薬剤師。

最近は、湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の救急医らの著書『学校ER』を参考書として受講者に紹介するなど、「徳洲会グループ病院の救急チームとも連携していきたい」(曽根看護師)と意欲的だ。

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