
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2026年(令和8年)01月13日 火曜日 徳洲新聞 NO.1525 4面
府の職員から感謝状を受け取る山枡院長(右)
阪南中央病院(大阪府)は大阪府から感謝状を贈られた。長年にわたる性犯罪・性暴力被害者支援に対するもの。
同院は2010年、出産を取り扱うなかで妊娠・出産・育児中に男性から暴力を受けるケースが散見されることから、「院内に相談窓口を」という機運が高まり、当時の産婦人科医師が中心となって「性暴力救援センター・大阪SACHICO (Sexual Assault Crisis Healing Intervention Center Osaka) 」を設立。13年にはNPO法人格を取得した。
24時間365日稼働し、医師による診察をはじめ地域の精神科医、警察、児童相談所、乳児院などとの連携で被害者の救援に尽力。一時期、年間の電話相談件数は約7,000件、来所者数は約1,600人に及んだ。同院の取り組みは“日本初の病院拠点型ワンストップ支援センター”として注目を集め、その後、国の方針で自治体による支援センター設立の動きが広がった。
昨年4月にSACHICOは大阪府の事業となり、院外に移設。名称も「ウィズユーおおさか」へと変わった。感謝状を受け取った山枡誠一院長は「ひとつの区切りとして形にしていただき、うれしいです。さまざまな機関・職種が協力して対応するのが本来の形だと思います。今後は、そのなかで当院が担う役割を果たしていきたいです」。