徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2026年(令和8年)01月01日 木曜日 徳洲新聞 NO.1524 4面

元日号特別企画
徳洲会体操クラブ特集
“真に強いチーム”に進化し黄金時代へ
世界選手権・アジア大会 国内では団体5連覇を目指す

2025年も国内外の体操界で存在感を示した徳洲会体操クラブ。ロサンゼルス五輪(28年)出場を目指すなか、26年は世界選手権(10月、オランダ)とアジア大会(9月、名古屋市)での日本代表輩出、クラブ史上タイ記録となる全日本団体5連覇に挑む。米田功監督と杉野正尭主将は、日本の体操界を牽引するクラブとなるために“真に強いチーム”への進化を掲げる。

25年は、国際大会では世界体操競技選手権大会をはじめ、アジアシニア体操競技選手権、世界ユニバーシティ夏季大会に、それぞれ日本代表選手を送り込み、国内では全日本体操団体選手権の4連覇などを達成。杉野のアキレス腱断裂など、複数の選手が大きなけがをしたものの、層の厚さを見せつけた。

26年について、米田監督と杉野は「世界選手権とアジア大会での日本代表、全日本団体の5連覇」を主な目標に掲げ、「そのために代表に何人入れるかが重要」と指摘。世界選手権、アジア大会の代表枠5枠のうち、両者共に「徳洲会から3人以上入り、金メダルに貢献することを目指す」と明言。とくに米田監督が期待を寄せる選手として挙げるのが五輪経験者の杉野、岡慎之助、北園丈琉の3人に加え、25年後半で三者を上回る演技を見せた川上翔平だ。米田監督は「五輪を経験した杉野、岡、北園が“ちゃんと世界で活躍”する状態が徳洲会を勢い付ける。代表に入るべく人が入って活躍し、そこに川上や長谷川毅ら新たなオールラウンダー、あるいはスペシャリストの髙橋一矢副主将、石澤大翔が絡んでくるのが理想」と明かす。

エース級の活躍が期待される岡

エース級の活躍が期待される杉野

エース級の活躍が期待される北園

エース級の活躍が期待される川上

男子体操専用体育館として国内最大級の「徳洲会ジムナスティクスアリーナ」

こうした監督の思いに呼応するように、各選手も目標を掲げ練習。杉野は世界選手権とアジア大会両方での代表を狙い、岡や北園も金メダルを狙う。川上は「もう負けたくない」と並々ならぬ闘志を燃やし、愛知県出身の髙橋副主将、上山廉太郎は名古屋開催のアジア大会での代表入りに人一倍、強い思いを抱いている。

同クラブの選手層は厚くなりつつあるが、現状、確固たるエースは不在。真の強さをもち、これから黄金時代を築くためにも、チームの核となる選手の誕生が待望される。

一つひとつこだわって臨む

杉野 正尭主将

徳洲会は日本の体操界を引っ張っていくチームになっていかないといけないと思っています。主将として、各選手には代表に執着して練習に取り組んでほしいし、個人としては、26年はアジア大会と世界選手権どちらも代表を狙います。ステップアップしながら28年のロサンゼルス五輪を目指します。試合の結果、得意種目の演技、そして自分が今後、体操選手としてどうしていきたいかなど、一つひとつこだわりをもって臨むシーズンにしたいです。

つり輪1本で心を動かす!

髙橋 一矢副主将

26年は30歳を迎えるので、味のある演技を披露したいです。スペシャリストとして、つり輪1本で勝負。徹底的に技を磨き上げ、観ている方、そして自分も感動する演技をテーマに掲げ、取り組んでいきます。

自分を後押しする練習を

岡 慎之助

25年は3月にけがをし、治って春先は良い演技ができましたが、その後、飛行機での長時間移動やけがなどの影響で、なかなか良いコンディションで戦えませんでした。また、まわりを気にしすぎて必要以上に自分にプレッシャーをかけていたと反省もしています。26年は、結果を求めつつ、まずは体操を楽しみたい。そして、“自分が一番強い”と思える、最後に自分を後押しできるような練習を心がけたいです。“ハッピーだった”と喜べる年にしたいです。

試合に出るからには勝つ

川上 翔平

25年の後半になって、ようやく手応えを感じることができました。自信につながり、26年は世界選手権の個人と団体で金メダルを取ることしか考えていません。“必勝”がテーマ。試合に出るからには勝つ。もう負けたくありません。(岡)慎之助は僕の一番のエネルギー。彼がいるからこそ頑張れます。

“深み”のある演技を

北園 丈琉

25年の前半は苦しかったものの、その後、練習スタイルを確立しつつあり、良い状態を継続、後半の結果につながりました。調子が良くても悪くても、曜日で決めていることをひたすら繰り返す。すると調子の波も減り、心技体が研ぎ澄まされていく感覚になっています。新たな気付きを得て、26年は深みのある演技をしていきたいです。

感謝の思いを結果で

津村 涼太

右脚の前十字靭帯を断裂し、26年秋の復帰を目指しています。湘南鎌倉総合病院(神奈川県)で治療するなど、徳洲会グループの手厚いバックアップを実感した1年でもありました。けがを乗り越え、感謝の思いを結果で伝えたいと思います。

変わり続けて進化を

長谷川 毅

25年は成長を実感した1年でした。以前は頑固な性格でしたが、年始のけがを機に柔軟な考え方になり、ユニバーシティゲームズの代表入りを実現するなど結果も出たことで、変わり続ける大切さを実感しました。26年も成長し続け、進化する年にしたいです。

しっかり勝ちきる!

上山 廉太郎

26年はナショナル入りし、アジア大会での代表入りを目指します。世界で戦うとなると、技の難しさを上げなければ勝てないので、今は、ゆかのDスコア(難度)を上げることに取り組んでいます。しっかり勝ちきって目標を達成したいです。

攻めの姿勢で代表に

藤巻 竣平

25年は練習の成果が出て、充実した1年でした。26年はアジア大会での日本代表を目指します。そのうえで27年は世界選手権、28年は五輪と階段を上っていく形で進化したいです。新たな技にチャレンジするなど、攻めの姿勢で代表を勝ち取りたいです。

もう一度世界の舞台に

石澤 大翔

26年は、もう一度世界の舞台に立つことを目指します。そのためには“成長と変化”が大事。今までの自分から変わり、より強くなれば自ずと結果は付いてくるはず。まずは選考会を大事にして戦います。

けがの経験を生かす

藤崎 飛向

25年は体操人生で一番大きいけがをし、当初はショックを受けましたが、先にけがをした杉野主将がコツコツ毎日練習しているのを見て、前向きになれました。その経験を生かし、26年は春先の代表選考会で復活した姿を見せたいです。

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