
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2025年(令和7年)08月18日 月曜日 徳洲新聞 NO.1505 4面
初認証を喜ぶ原田博雅院長(右から2人目)と国際医療支援室職員(右から竹内副主任、劉曦謡職員、山西フオン職員)

八尾徳洲会総合病院(大阪府)は外国人患者受入れ医療機関認証制度「JMIP」認証を取得した。同制度は国内の医療機関を対象とした「外国人患者さんの受け入れ体制」に関する第三者評価。一定の基準に基づく審査をクリアすると、“受け入れ体制が整備された医療機関”として認証される。
同院は地域に外国人のコミュニティが複数あることから、以前から国際医療支援室を院内に設置するなどして外国人患者さんに対応。ここ数年、増加傾向が続き、昨年9月に同部署の体制を強化したこともありJMIPの受審を決めた(図)。国際医療支援室(JMIP事務局)の竹内里佳副主任は「外国人患者さんが増え、院内からは受け入れ体制の不備を指摘する声も聞こえました。そんななか、当部署の職員が2人から3人となり、JMIP認証の取得を機に改善を図りたいと思いました」と説明する。
受審にあたり、もっとも注力したのが多言語対応。従来は英語と中国語のみだったが、ベトナム語を加え、他の言語もタブレット端末で対応可能とした。外国語に翻訳した院内の文書(問診票や同意書など)や掲示物の整備にも尽力した。「今までは医療通訳を重視していたため、それらは充実していませんでした」(竹内副主任)。
体制を整え、昨年11月に受審。今年3月末日付で認証書が発行された。有効期間は3年間。
竹内副主任は「受審して良かったです」と吐露。「皆で協力して認証取得に臨んだことで、確かに以前よりも受け入れ体制が充実しました」と手応えを示した。今後の課題には院内文書やホームページの拡充を挙げ、「より安心して医療を受けてもらえるように努力します」。徳洲会グループでは現在、11病院がJMIP認証を取得(表)。