
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2023年(令和5年)10月02日 月曜日 徳洲新聞 NO.1409 4面
訓練に参加した(左から)道上・救急救命士、渡會看護師、平山部長、猪井看護師
応急救護所では消防と複数の医療機関が協力して模擬患者さんに対応
札幌徳洲会病院は9月6日、「令和5年度札幌市総合防災訓練」に参加した。これは地域の企業や防災関係機関などが連携強化を図り、災害に強い町づくりを進めることを目的とした大規模な防災訓練。新型コロナ禍で縮小開催や中止が続いていたが、今年度は4年ぶりに通常規模での開催となり、同院が立地する厚別区が担当区となった。
同院からは平山傑・救急科部長、渡會恭看護師、猪井伸泰看護師、道上将稀・救急救命士が参加、平山部長は応急救護所のチームリーダーを任された。
訓練では石狩中部を震源とした震度7の札幌直下型地震を想定。まず会場に集まった参加者が、その場で安全行動を取る「シェイクアウト訓練」を行った後、会場近隣の避難訓練、災害対策本部設置訓練、火災時の救出救護と消火訓練などを実施。その後、トリアージ(重症度・緊急度分類)を受けた模擬患者さんが応急救護所に運ばれ、救護所内では平山部長の指揮の下、消防や複数の医療機関が救護活動、搬送などを行った。
平山部長は「チームリーダーとして、救護所内の全体を見て優先順位を付け、初療を終えたら搬送するという一連の流れを訓練しました。医療とそれ以外の関連機関とをつなぐ役割も重要ですので、実践のなかで学びが得られたのは良かったです」と評価する。
参加メンバーの渡會看護師は「地域の救急医療を担う病院として今後、消防や警察、自衛隊などと連携することもあると思うので、関係を築く良い機会になりました」、猪井看護師は「他の医療機関と一緒に救護活動を行うことで、お互い足りないことなどに気付き、有意義でした」、道上・救急救命士は「ロジスティクス(業務調整員)として、出動のための準備やチームの誘導などを行い、貴重な経験となりました」とそれぞれ感想を話した。