徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2023年(令和5年)02月20日 月曜日 徳洲新聞 NO.1377 4面

轟・中部徳洲会病院部長
症例検討会でビデオ発表
CTOに対するカテ治療

中部徳洲会病院(沖縄県)の轟純平・医局長兼循環器内科・血液内科部長は、昨年11月18〜20日に開催されたARIA2022で、事務局からの依頼を受け、症例検討会でビデオ発表を行った。ARIAは循環器内科のカテーテル治療分野の学会で、講演のほかに術中の様子をライブやビデオ配信をしながら発表する点に特徴がある。

轟部長は「ARIA meets SLDC/TOPIC/KCJL」セッションで、70代の男性に対するCTO(慢性完全閉塞病変)のカテーテル治療をビデオ配信。閉塞している血管に対し順行性に通すのではなく、閉塞した血管の先にできた、他の血管から伸びる側副血行路からワイヤを通す逆行性アプローチを採用した。「逆行性アプローチは難易度が高く、ワイヤを入れては戻るを繰り返し、最終的には順行性にIVUS(血管内超音波)を見ながら治療に成功しました。その模様を30分程度に編集して発表しました」と轟部長。ビデオを見た参加者からは、ガイドワイヤの選択基準や治療の順番の決め方などが質問されたという。

「循環器内科医は年間50例ほどカテーテル治療を実施しているとされていますが、私は年間200例ほど行いながら発表を行っていることなどもあり、登壇の機会を得られたのだと思います。今後も症例数をこなし、沖縄県内で治療が完結できる体制構築に力を入れていきます」と意気込みを語る。

同院を含め、ARIA2022では徳洲会グループの4病院が発表を行った。

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