
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2026年(令和8年)09月21日 月曜日 徳洲新聞 NO.1561 3面
歯科口腔外科の充実した現状を紹介する桶川院長
多様な歯科口腔外科診療を説明する北川・主任部長
武蔵野徳洲会病院(東京都)は8月28日、歯科を対象とする第1回医療連携懇話会を開催した。同院歯科口腔外科は北川善政・主任部長を中心に常勤医師6人体制と充実し、口腔がんや顎変形症、口腔顎顔面外傷など幅広い疾患に対応。地域の歯科診療所との連携をいっそう強固にし、地域医療の向上を図るのが狙い。約40人の歯科医師が参加し盛会となった。
冒頭、開会の挨拶で桶川隆嗣院長は参加者に謝意を表し、「当院の歯科口腔外科は非常にアクティブに診療を行っており、当院になくてはならない診療科です。ぜひ、今後も緊密な連携をお願いいたします」と同科の近況を交えながら呼びかけた。
次に、西東京市歯科医師会の浅野幸弘会長が「専門性を要する症例をいつもスムーズに受け入れていただけるため、安心して日々の診療を行えています。今後も病診の役割分担と連携がさらに進むことを期待しています」と挨拶。
続いて北川・主任部長が登壇。はじめに、北海道大学大学院教授(口腔診断内科学教室)などを歴任後、2024年4月に武蔵野病院に入職した経緯に触れ、「これまで、できるだけ顔を切らずに口の中からアプローチする低侵襲な手術を心がけ実践してきました」と信条を語った。この後、「地域連携における当科の役割」をテーマに、さまざまな口腔外科疾患に対する術式や治療経過などについて、難症例を含む事例を挙げながら紹介した。
具体的には、エナメル上皮腫に対する口内法連続離断・腸骨移植による再建、反復開窓処置法、顎関節突起骨折に対する口内法による整復固定術、白板症や扁平苔癬などの口腔粘膜の潜在的悪性疾患、顎骨壊死への対応などだ。最後に田中良太副院長(呼吸器外科)が閉会の挨拶を行い、盛況裏に終了した。