徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2025年(令和7年)08月04日 月曜日 徳洲新聞 NO.1503 3面

亀井・湘南藤沢病院総長
日本版P4Pへの対応急務

「日本版P4Pが本格的に開始し、診療の“結果”が重視されていきます」と亀井総長

湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)の亀井徹正総長は「徳洲会のQI活動 日本版P4Pへの対応と仕組み創り」をテーマに講演を行った。QIは質指標(Quality Indicator)と質改善(Quality Improvement)の双方を意味し、P4PはPay For Performanceの略語で、成果に基づく診療報酬の支払い制度を指す。

P4Pは欧米では以前から導入されている制度で、日本でも回復期リハビリテーション領域で2008年度に先行してスタートしている。24年度にはDPC(診断群分類包括評価)制度のなかで、3テーマ・9指標からなる“共通QI”に関するデータの提出・公表が義務づけられることとなった。

「日本版P4Pが本格的に開始したと言えます。これまで診療報酬の支払いは、主に構造(ストラクチャー)や過程(プロセス)が評価されてきましたが、今後は診療の結果(アウトカム=患者さんの健康状態の変化)が重視されていく見とおしです」(亀井総長)

また亀井総長は、従来のQI活動は病院や部署ごとに指標を設定し、現場の質改善活動として継続されてきたが、日本版P4Pの本格的な開始を受けて、共通QIのアウトカム指標改善に対してグループ全体で適切に対応していく必要があることを強調した。

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