徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2025年(令和7年)03月24日 月曜日 徳洲新聞 NO.1484 3面

湘南大磯病院が救急医療セミナー
救急隊と“顔の見える関係”強化

症例検討会では発表後の質疑応答も活発

湘南大磯病院(神奈川県)は2月10日、第2回救急医療セミナーを開催した。地域住民の高齢化による救急搬送の増加をふまえ、大磯町、二宮町、平塚市の各消防署との関係強化を図るため、昨年に続き症例検討会や情報交換会を行う同セミナーを企画。消防署職員や同院職員ら約50人が参加した。

はじめに権藤学司院長が挨拶。「症例検討や講演を通じた学びに加え、救急隊員と病院職員が意見交換を行い、顔の見える関係を築くことも大きな目的です」と趣旨を説明した。

各消防隊責任者の挨拶の後、症例検討会を実施。大磯町消防本部の栗林真規・消防指令補が「搬送を拒否していた傷病者がACS(急性冠症候群)であった症例」、二宮町消防本部消防署第2警備隊の小出裕太・消防副士長が「屋外で発生したCPA(心肺機能停止)症例」をテーマに発表。

この後、柏木宏之副院長が「湘南大磯病院の現状と外科医としての展望」と題して講演。今後の展望として、さらなる救急体制の整備や、短期入院手術・ウイークエンド手術など構想を明かし、地域医療への一層の貢献を目指すことを強調した。

終了後、大磯町消防本部の原敬久副署長は「救急隊のスキルアップに加え、搬送の際は医師や看護師との円滑な関係が重要ですので、顔の見える関係の構築にもつながる今回のようなセミナーは貴重な機会です」と振り返った。

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