
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2022年(令和4年)09月19日 月曜日 徳洲新聞 NO.1356 3面
「今後も研究を進めていきたい」と小林主任
湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)の小林直樹リハビリテーション室主任(理学療法士)は、日本心臓リハビリテーション学会の「2022年度心リハ学会誌賞」優秀賞を受賞した。論文テーマは「抑うつ状態は高齢心疾患患者の歩行速度に関連する」。同賞では、21年度に同学会誌に掲載されたすべての論文のなかから最優秀賞、優秀賞が1本ずつ選出される。
論文では、高齢心疾患患者さんの歩行速度関連因子について、運動機能や抑うつ状態の指標も加味して検討した。対象は心不全、虚血性心疾患で緊急入院した65 歳以上の高齢心疾患患者さん81人で、同院のほか湘南鎌倉総合病院(神奈川県)、八尾徳洲会総合病院(大阪府)も協力。測定項目は背景因子、歩行速度、5回立ち上がりテスト、握力、Hospital Anxiety and Depression Scaleの抑うつ項目(HADS-D)を用いた。
結果、高齢心疾患患者さんの歩行速度には、運動機能だけでなく抑うつ状態指標が関連することが示唆された。
小林主任は「17年から大学院に通っていたのですが、4年ほどかけて研究し論文にまとめました。初めての投稿で受賞し、信じられない気持ちでいっぱいです。今回は退院時の一時点のみのデータだったので、今後はより長期的に評価し研究を進めていきたい」と意欲的だ。