
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2026年(令和8年)09月28日 月曜日 徳洲新聞 NO.1562 2面

乳がんは、女性の部位別がん罹患者数第1位の疾患で、30代から罹患率が上昇し、40代以降に多く見られるのが特徴。早期発見の予後は良好なため、乳がん検診は、40歳以上の女性では2年に1回無料で受けることができる。しかし、実際に罹患率が上がる20代後半から乳房の健康を意識するのが望ましく、40歳以上でも、2年に1度の検診の合間に乳がんを発症するケースもあることから、「乳がん検診とあわせて大切なのが、乳房の健康を意識して生活する『ブレスト・アウェアネス』の考え方です」と、乳がん看護認定看護師の資格をもつ和泉市立総合医療センター(大阪府)の白井雅美・看護副主任は強調する。
具体的には、「日頃から、お風呂や着替えの際などに乳房を見たり触れたりしながら、ふだんの状態を知り、しこり、乳頭からの分泌物、皮膚のへこみ、乳頭のただれや陥没など、“いつもと違う変化”がないか意識することです」と白井副主任。もし異変があれば、「すぐに乳腺外科を受診してほしい」と訴えている。
一方で、「異変があったり、検診で要精密検査と言われたりしても、イコールがんではありません」とも指摘。乳がん検診受診者1万人のうち、要精密検査となり実際に検査を受けた407人中、乳がんと診断されたのは24人だったとの報告もあり、過度に不安に思わず検査を受けてほしいと呼びかけている。