徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2026年(令和8年)01月19日 月曜日 徳洲新聞 NO.1526 2面

病気のはなし207
保険適用も追加負担
OTC類似薬の保険外負担

政府は医療費削減を目的にOTC類似薬(市販薬と同等の成分・効能の処方薬)の保険適用除外を検討してきたが、日本医師会をはじめとした医療界や患者団体などからの強い反発を受け、昨年末、事実上これを撤回。自由民主党と日本維新の会はOTC類似薬について、別途、保険外の負担(特別料金)を求める仕組みを新たに創設することで政調会長合意した。2026年度中に実施する。

対象となるのは、77成分約1,100品目で、対象の症状は鼻炎や胃痛、胸やけ、便秘、解熱、痛み止め、腰痛、肩こり、口内炎、皮膚のかゆみ、乾燥肌など。特別料金は薬剤費の1/4に設定するとしているが、さらに27年度以降に対象品の拡大、特別料金の引き上げも検討する。ただ、医師が対象品について医療上、長期投与が必要と考える場合や、低所得者、子ども、がん、難病など慢性疾患を抱えているケースなどについては、実施にあたって配慮する見とおし。

一般に広く使われている抗アレルギー薬や解熱消炎鎮痛剤、皮膚の保湿剤などが対象となるため、自己負担額増の影響は大きい。厚生労働省所管の中央社会保険医療協議会は、今後、食品類似薬(同程度の栄養価がある食品が市販されている栄養補給目的の医薬品)の保険適用についても見直しを進める方針だ。

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