徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2026年(令和8年)01月19日 月曜日 徳洲新聞 NO.1526 2面

手づくりおやつで意欲向上
費用を抑えて満足度アップ
老健シルバーホームいずみ

手づくりおやつで盛り付けを行う利用者さん

介護老人保健施設シルバーホームいずみ(宮城県)は、手づくりおやつを通じた取り組みで利用者さんの満足度アップに貢献している。背景には既製品のおやつの高騰や、コロナ禍を経て施設全体の行事が減少したことがある。

嶺岸三奈・栄養管理室係長は「実現には多職種連携が不可欠でした」と述懐。リハビリテーションスタッフが参加希望者の能力を評価し、「混ぜる」、「焼く」といった個々に適した作業を割り振る、介護職員が入浴などの日課を調整し、利用者さんが無理なく参加できる環境を整えるなど施設全体で取り組んだ。

手づくりおやつは、利用者さんの潜在能力を引き出す「生活リハビリ」にもなった。在宅復帰への意欲が薄れかけていた利用者さんが、調理実習を兼ねた参加をきっかけに自ら意欲的に活動し、見守るリハビリスタッフを感動させるひと幕もあった。

結果、費用を前年平均以下に抑え、ボリューム感のある満足度の高いおやつを提供することに成功。嶺岸係長は「今後も多職種の協力の下、利用者さんの“楽しく輝きある生活”を支える取り組みとして継続していきたい」と意欲的だ。

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