
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2025年(令和7年)08月18日 月曜日 徳洲新聞 NO.1505 2面

新型コロナ感染症の定点当たり報告数が、第30週(7月21~27日)で4.12人と、6週連続で増加している。県別では28週にピークとなった沖縄県が、30週時点でも14.13人と依然高く、次いで宮崎県の10.07人、鹿児島県の9.33人となっている。九州地方は総じて多いが、首都圏も埼玉県の6.14人を筆頭に高値のところが多い。
新型コロナ感染症は夏季と冬季の年2回、ピークを迎える傾向がある。お盆期間は休みを取る医療機関が多いことから、例年、一時的に報告数が減少するものの、お盆明けに増える傾向にあり、注意が必要だ。
流行しているのはオミクロン株の亜系統(NB.1.8.1型)が中心で、今のところ伝播性や毒性に関して従来と比べ危険性が高い変異株の情報はない。
新型コロナ感染症の予防は基本的な感染対策(マスク、手洗い、密の回避)に加え、重症化予防に有効性が期待できるワクチンがある。しかし、昨年度に国が実施した65歳以上の高齢者や60歳以上のハイリスク者対象の接種費用補助が、今年度の定期接種(秋冬)からなくなることから、ワクチン接種者は今後さらに減少する見とおしで、医療関係者からは今年冬期以降の流行に懸念の声も上がっている。国の補助がなくなった後も独自に補助金を出す自治体があるため、確認されたい。