徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2025年(令和7年)08月18日 月曜日 徳洲新聞 NO.1505 2面

横浜日野病院
入院患者さん向け疾病教育
8月まで統合失調症 以降も他疾患で継続

横浜日野病院は今年度から入院中の患者さんを対象とした疾病教育を行っている。4月から8月までは統合失調症の患者さんを対象に、毎第4土曜日に実施。精神保健福祉士(PSW)や公認心理師が運営を担い、参加を希望し主治医の許可を得た患者さんが参加している。

疾病教育では参加者同士で経験談を語り合い、共有する時間も重視

疾病教育は「病気や障害を学び、自己理解を深め対処法を身に付ける」、「主体的に治療に取り組む姿勢を身に付ける」、「仲間と心を開いて不安や悩みを共有・共感し、自身や他者への心のケアをする」などが目的。

運営に携わる倉持友美・公認心理師は「当院の馬場淳臣院長から『お薬で症状は良くなるけど、再発を防ぐには患者さんが疾患を理解して対処法を身に付けることが大切』と聞き、患者さんのために何かできることはないかと考え、院内のPSWの方々に協力いただき、疾病教育を始めました」と説明する。

取材に訪れた第2回は「薬の副作用と上手なお付き合いの仕方」がテーマで、5人の患者さんが参加。倉持・公認心理師が進行、梶野恵PSW副主任が補佐・書記を務め、佐藤貴幸PSW係長、深山航平PSW副主任、長谷川奈津紀PSWがサポート。薬の専門家の立場から飛田俊介薬局長(薬剤師)も参加した。

参考資料で薬の効果や種類、薬との付き合い方などを確認し、飛田薬局長が薬の種類ごとに副作用の特徴をわかりやすく説明した。患者さん一人ひとりが副作用に関する経験談を語り合い、共有する時間も設けた。

終了後、患者さんからは「今まで知らなかったことをたくさん学ぶことができ、参考になりました」など感想が挙がっていた。8月23日に予定する最終回の第5回は「症状自己管理へ」がテーマ。9月以降も他の疾患を対象に継続していく計画だ。

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