徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2024年(令和6年)10月07日 月曜日 徳洲新聞 NO.1461 2面

東上震一理事長
理事長就任時の目標提示
徳洲会をさらなる高みへ

今後の目標や方針を示し、病院幹部を鼓舞する東上理事長

東上震一理事長は2022年6月に理事長に就任した時に立てた目標を、あらためて提示した。まず「徳洲会の社会医療法人化」を挙げ、救急や離島・へき地、国際医療支援など徳洲会の取り組みは「社会医療法人そのもの」と指摘。救急医療をベースにグループ病院を分割し、急性期医療中心の医療機関を医療法人徳洲会(医徳)、施設形態などから同医療が提供しづらい医療機関の運営母体を新たに創設した医療法人徳新会とし、今後は医徳の社会医療法人移行を進めていく考えを明かした。

グループの活動範囲のさらなる拡大に向け、年間の医業収益アップも示した。

海外支援では徳田虎雄・名誉理事長の遺志を継ぎ、継続することを約束。一例として20年以上前から徳洲会と関係があるインドネシアを紹介。同国の国立ハラパンキタ循環器病センターへの医療協力で、ハラパンキタ・徳洲会循環器病センターを開設することを挙げ、10月8日に現地で行われる起工式に出席する意向を示した。M&Aを積極的に行うことも挙げ、今年度内に複数の施設がグループ入りする予定を提示した。

その後、「超規模病院の課題」に言及。外来患者数の減少を指摘し、「危機として捉えるべき」と語気を強めた。あらためて「悩んでいる方のもとに医療者が足を運び、正確な医療情報を伝え、ひとりでも多くの患者さんに手を尽くしたり、気を配ったりすることが大切。医療講演もしかりです」と呼びかけた。外来担当医師の業務量の確認、患者さんが過ごす環境の改善なども求めた。

グループのさらなる発展に向け、DPC(診療群分類包括評価)の特定病院群の指定病院増加、大学病院と同等の設備を有する病院づくりなども示唆。経営学者のドラッカーの言葉などを引き、出席者を鼓舞した。

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