
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2026年(令和8年)01月26日 月曜日 徳洲新聞 NO.1527 1面
「生まれ故郷でもある奄美大島の地域医療に貢献したい」と島医師
名瀬徳洲会病院(鹿児島県)は、昨年7月に開始した小児科外来(土曜日)で予防接種時の痛みを軽減する取り組みを開始した。局所麻酔成分を含むテープやクリームタイプの医薬品を用いたり、細い針を使用したりするなど工夫し、穿刺にともなう苦痛を緩和する。原則、希望制とし、テープやクリームの使用を望む場合は、事前に穿刺部位に使用、問診や検温などを行いながら30分ほど経過した後に注射する。
ただし、局所麻酔薬に対するアレルギーや穿刺部位に皮膚異常などがある場合は利用できない。
現在、手がけるのは、同外来を月1回サポートする島貴史・小児科・新生児科医師。昨年から体制を整備し、今年に入りスタートした。
「予防接種の痛みに対する配慮は、ほとんどされてきませんでした。しかし、多くの医療処置を受けた早産児は痛みへの強いストレス反応を示し、発達にも影響すると報告されており、痛みの緩和ケアは新生児領域で最近重要視されています。当院でも疼痛緩和の取り組みを取り入れてはと提案させていただきました」(島医師)。島医師は同院で初期研修を受け、その後も現在まで20年以上にわたり定期的にサポートしている。