
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2025年(令和7年)02月25日 火曜日 徳洲新聞 NO.1480 1面
訓練で重症者の応急処置を行う屋久島病院職員
消火のため放水訓練を行う車両も
屋久島徳洲会病院(鹿児島県)は屋久島空港での航空機火災を想定した「屋久島空港消火救難総合訓練」に参加した。主催は屋久島空港自衛消火救難隊。原則、毎年実施している地域総出の大規模訓練だ。
当日は屋久島警察署や熊毛地区消防組合、屋久島町消防団、熊毛地区医師会、鹿児島県庁屋久島事務所、屋久島町、屋久島空港、同院など各団体から100人超が参加。同院からは医師1人、看護師2人、模擬患者・運転手など総勢15人が参加した。多数の消防車や救急車など緊急車両も滑走路に乗り入れ、同院からも救急車を訓練に投入した。
訓練では、着陸時の事故によって航空機のエンジンから出火、多数負傷者の発生を想定し、各団体が情報伝達、緊急配備、消火、救助救出、救急医療の各訓練を約1時間かけて行った。
空港敷地内にトリアージ(緊急度・重症度選別)エリアを設け、消火救難班などが負傷者を担架で搬送。救急隊員がトリアージを行い、重症、中等症、軽症の各救護所に振り分けを行った。同院の職員は重症や中等症の救護所で負傷者の応急処置を行い、救急車で同院へ搬送する場面までの訓練を行った。
2024年1月に羽田空港で航空機同士の衝突事故が発生するなど、災禍はいつ起こるかわからない。それだけに不断の備えが肝要だ。同院は地域と緊密に連携し、不測の事態に備えていく考えだ。