STORY1救急指定病院
Story1 Emergency designated hospital
Story1 Emergency designated hospital
徳洲会グループでは、3病院が救命救急センターとして認可されています。
救急指定病院のうち急性心筋梗塞、脳卒中、心肺停止、多発外傷、重傷頭部外傷など、二次救急で対応できない複数診療科領域の重篤な患者様に対し高度な医療技術を提供する三次救急医療機関です。
救命救急センターは、厚生労働大臣が定めるものであり、厚生労働省が認可し、都道府県が運営、もしくは医療機関の開設者に要請をして設置するものであり、心筋梗塞や脳卒中、頭部損傷等、重篤な患者に対する救急医療を行うことが目的とされている。このため、常時高度な救命医療に対応できる医師や看護師等の医療従事者を確保しておくことや集中治療室(ICU)を整備していることなどが必要とされている。
24時間365日、すべての救急車収容要請を受け入れることが病院の方針であるため、ERが救急患者を受け入れる部門として確立しています。
総合内科、一般外科が専門科として整っているため、入院担当科が決定しにくい場合は、これらの科が必ず引き受ける体制が確立しています。
入院病床は救急患者様のために使用することが優先されており、たとえ入院予定があっても必要があれば救急患者様のために使用されます。これらは、ER医に限らず、各専門医、外来看護師、病棟看護師、医事課職員など全ての職種が、「救急患者を断らない」理念を共有しているからこそ可能となっています。
「24時間体制で救急医療を提供する」という理念に基づき、医師、看護師、救命士臨床工学技士がチーム一丸となって対応しています。救急搬入件数は年々増加し、2013年には平均7200件の搬入があり、京都府下で1番の搬入件数を占めています。
搬入患者の特徴は急性心筋梗塞、脳卒中、外傷等、複数診療科の重篤な患者であり、高度な医療の提供を行っています。
岸和田徳洲会病院ERは、1977年に開設されて以来「24時間オープン、断らない医療」の理念に基づき、すべての疾患の救急患者を受け入れてきました。
2012年6月にはICU8床を含める28床の救急病棟を新設し、2012年12月からは大阪府認定の三次医療機関としての救命救急センターとして認可を受け、救急車あるいは他の医療施設からの重症患者を受け入れ高度救急医療の提供ができる三次救急医療施設となりました。
当センターは軽傷から重症のすべての救急患者を受け入れることができる日本でも有数の施設であり、岸和田市内はもちろん、泉州地域含めた近隣地域の救急ニーズに対応すべく日々診療を行っています。
ここ数年、年間の救急搬入件数は9000件前後を推移しており、大阪府内では最も多くの救急車を受け入れています。