徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2026年(令和8年)10月12日 月曜日 徳洲新聞 NO.1564 4面

吹田病院
第1回地域連携学術講演会
新体制を地域の医師に紹介

刷新した吹田病院の診療体制を確認する大阪府医師会メンバー

吹田徳洲会病院(大阪府)は8月22日、大阪市内で第1回地域医療連携学術講演会・情報交換会を開催した。同会は大阪府医師会の生涯教育システム単位取得講座でもあり、地域の医師50人が参加。

冒頭、北田文則院長が登壇し、1月から3代目院長に就任した挨拶に加え、4月から救急科、呼吸器内科、整形外科に医師が入職し、院内の診療体制を刷新したことを伝えた。同会では、新たに入職した医師が、それぞれの診療内容・専門領域を紹介した。

八木啓一・院長補佐兼救急センター長は自己紹介した後、現代では検査に頼りがちであるものの、問診こそが診断に至る重要なポイントであることを指摘した。

岡田あすか呼吸器内科部長は、肺がんの診断に重要な遺伝子検査やPD-L1(免疫チェックポイント)検査が自院で可能となり、同院で診断から治療まで肺がん診療のすべてに対応できることを強調した。

整形外科からは、和田英路副院長、西川昌孝・主任部長、蒲生和重・部長兼手外科・肘関節センター長が講演。和田副院長は脊椎疾患とその治療法を解説、また救急搬送患者さんの多くが高齢者であり、救急医療とは高齢者医療でもあることを指摘、来院が難しい患者さんについては、かかりつけ診療所まで迎えに行く構想もあることを明かした。

西川・主任部長は変形性膝関節症の治療について言及。同疾患の患者さんのボリュームゾーンは70~80代と高齢化しており、そのぶん治療の難易度も高いことから、人工膝関節置換術は西川・主任部長ももつ人工膝関節専門医の資格を取得している医師に任せてほしいと訴えた。

蒲生部長は手やひじの各疾患の治療法を解説、関節リウマチなどメジャーな疾患だけでなく、ヘバーデン結節など希少疾患の治療も実施していることを伝えた。最後に和田副院長が『北摂スポーツセンター』構想を披露。

学術集会後は交流会を開催、吹田病院各部署のスタッフが自部署の特徴などを地域の医師に紹介した。

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