徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2026年(令和8年)10月12日 月曜日 徳洲新聞 NO.1564 2面

後平・札幌もいわ病院院長
睡眠テーマに札幌市長と意見交換

「官民が協力し地域に睡眠の知見を広めていきたい」と秋本市長と話す後平院長

札幌もいわ徳洲会病院の後平泰信院長は8月28日、札幌市の官民対話事業「Meet for the Next2026」に参加、秋元克広・札幌市長と意見交換を行った。

同事業は、より良い街づくりに向け札幌市との連携・協働を望む企業や団体の代表者が、市長と直接、対話するというもの。公募の結果、後平院長は代表者のひとりに選ばれ、「睡眠障害・睡眠不足対策による労働生産性向上とスリープテック(デジタル技術で睡眠の質を測定し、改善を促す手法)の推進」をテーマに提言した。

睡眠不足や睡眠障害は生活習慣病や循環器疾患の要因になったり、労働生産性の低下を招いたりするなど、生活の幅広い領域にかかわり、「医療だけでの解決は難しい」と指摘。そのうえで、スリープテックの実証事業や市民の睡眠実態調査の推進、札幌睡眠健康フォーラムの開催、学校での睡眠教育充実など具体的な対策を挙げるとともに、これらを行政と市内の施設が一体となって進める会議体の設置を求めた。

終了後、後平院長は「睡眠を市民の健康を支える官民共通のテーマにしてほしいと考え、応募しました」と参加動機を説明。「学校での睡眠教育や睡眠を確保しやすい職場づくりなどを進め、『よく眠れるまち・札幌』を地域の皆さんと一緒に育てていきたいです」と意欲的。同院は、日本睡眠学会認定の総合専門医・指導医である後平院長を中心に、今年から睡眠をテーマとする市民公開講座を定期的に開催。6月には北海道内の医療機関で初めて「睡眠障害循環器内科」を標榜するなど、地域の睡眠に対する関心を高める取り組みを行っている。

PAGE TOP

PAGE TOP