災害医療活動
Disaster medical
Disaster medical
世界各地での災害発生時に災害医療救援隊を派遣して、人道的な救命活動を行います。
平成7年1月の阪神淡路大震災で徳洲会グループの医師等が中心となり、ボランティアグループとして救援活動を始めた事がきっかけとなりTDMAT(徳洲会災害医療救援隊)が誕生し現在に至ります。
これまで日本国内・海外で数多くの緊急医療救助活動を実施しました。
今後も国内外の被災地で緊急医療救援活動を展開してまいりますが、徳洲会グループ外からも参加していただけるように広く門戸を開いています。
徳洲会グループ外の医療組織、その他国連組織、日本国大使館や各国のNGOとの連帯を強化して、より広範囲な災害支援活動が展開出来るグループを目指しています。
医療技術が未発達の国や地域へ医療専門家の派遣を行い、視察団による医療事情調査を実施したり災害に備えての医療講習会を開催したりすることで、それらの国や地域の医療技術水準向上を図ります。
その他、当該国の各病院・医療施設の建設や改築、経営コンサルティングなどの支援活動や、HIV、結核、マラリア、がん、心臓病などの各疫病別診療体制を確立や、医療機器・医薬品寄贈などの活動を行います。
医療技術が未発達の国や地域から医師、看護師、技師を日本へ招き、医療マネージメントや技術等の研修を一定期間実施します。
これにより当該国の医療水準を向上させ、また、世界中に医療協力ネットワークを構築していくことで、災害発生時には、これを通じて災害医療支援隊を迅速かつ効率的に派遣する事が可能になります。
一方で国内の医療従事者向けに「災害救護・国際協力ベーシックコース」を開催し、被災地での救護活動にとどまらず、自らの病院を守る「病院防災」についても議論する場を設置しています。
すでに数多くのの受講者が被災地で活動しています。コースの中に新たに「職種別グループワーク」を採用し、看護師とロジスティック担当者(医療業務調整員)が職種別に、被災地でのより実践的な活動内容についてグループワーク形式で意見を出し合います。外に出るだけでなく、TMATは底辺をさらに広げるように努力してまいります。