私の子育てと仕事
大隅鹿屋病院 5階東病棟 看護副主任 :南脇 陽香
看護師としての歩みと子育て
私は新卒から当院に就職して23年目を迎えます。この病院と共に、結婚・出産・育児と人生のライフステージを歩んできました。
2人の子供を出産し、産休から育休を取得し、復職時期に合わせて院内にある託児所に預けて、下の子供が満3歳になるまで育児短時間勤務を利用しました。その子供たちも、今では中学3年生と中学1年生、思春期真っ只中です。
周囲の支えと成長
子供たちが幼い頃は、子育てと仕事の毎日を必死に過ごしていた時期でした。仕事が終わり、託児所に子供を迎えに行くと「お母さん、お疲れ様です。いい子にして待っていましたよ」と先生からの言葉に勇気づけられました。子供が病気をした時も、職場の上司に「今が大事な時期だから、子供としっかり向き合って一緒にいてあげてね。子供もお母さんと一緒にいたいんだよ」という言葉に救われていました。また、看病明けに復帰すると「大丈夫だった。大変だったね」と声をかけてくれる職場の仲間がいて乗り越えてこられました。
今でも、子供の成長と共に悩みごとを相談できる先輩、子供がいる私を配慮して仕事中サポートしてくれる仲間・後輩がいます。子供たちも学業や部活動と何事にも一生懸命に頑張る姿を見て、「私も頑張らなければ」と背中を押されている自分がいます。
今後への想い
仕事や家事に忙しい日々ですが、自分なりに隙間時間を見つけて、心に響く詩を読むなどして心の浄化、リフレッシュをしています。これから子育てを始めていく若い看護師へ、これまで自分がサポートしてもらったたくさんの大きな優しさをつないでいきたいと思っています。

