研修に参加して学んだこと
静岡徳洲会病院 5階西病棟 :松永 茉琴
研修参加のきっかけと気づき
2024年から病院全体で口から食べるプロジェクトを掲げて活動している中で、他院で行う研修に興味があり日高徳洲会病院のベストプラクティス研修に参加しました。実際に参加して他院の活動を知ると、自部署でもっとできることがあるということを感じました。
例えば、入院患者に対して口腔アセスメント表を用いて評価していますが、自部署では入院時にしか評価していなく、評価内容もスケール表が活用されずに間違って評価されていることが多くありました。しかし、日高徳洲会病院では週に1回患者をピックアップして口腔ケアラウンドを行っていました。その中でアセスメント表を用いることで、現在の口腔内の状態を共有することができ、さらにプロトコールを活用することで、個別性を持った口腔ケア・粘膜ケアを実施することが出来ていました。
実践の差と改善の可能性
自部署では、吸引が必要な患者や絶食中の患者・経管栄養の患者など看護師が毎回口腔ケアを実施していますが、口腔内が乾燥していたり、上顎に痰がくっついてしまっていたりと、明らかに分かるような汚染も見逃されていることが多いです。しかし、このような口腔ケアラウンドを実施することが出来るようになれば、口腔汚染の程度も良くなっていくのではないかと考えました。
体験から得た視点と今後の目標
また、実際にオブラートを口腔内に入れて口腔内が乾燥していると仮定して食事を摂ってみたり、顔面にテープを貼り麻痺があると仮定して食事を摂ってみたりすることで、このような状態の患者は何が困難で、看護師がどこを介助することで食事を摂りやすくなるのか理解することが出来ました。
VEや摂食嚥下リハビリでは、食べられないことを証明するのではなく、食べる喜びを再度取り戻すことを目的としていると言うことを忘れずに、今回研修で学んだことを病棟内で活かしていけるようにしたいです。

