石垣島徳洲会病院 応援
宇治徳洲会病院 5階東病棟 :岩崎 由芽
初めての離島応援と、沖縄ならではの医療体験
私は看護師5年目に入り、初めて離島応援を経験しました。石垣島では主に3つ病院で島の医療を分担しており、その中でも徳洲会は二次救急のような役割を担っている印象でした。10月からの応援ということもあるのか、ある患者さんのカルテに”台風レスパイト”との記載があり、台風により訪問看護や介護が訪問困難になる可能性を考慮し、レスパイト入院をする事を意味し、強い台風の多い沖縄ならではの入院理由に驚きました。看護をしていく中で他に学んだことも多いためここに記載します。
限られた医療資源の中で
まず、限られた医療資源についてです。全国的にも離島では医療者不足課題があり、石垣島も例外ではありません。病棟では私を含めた応援ナースが3-4割程を占めており、医者はもっと多くが沖縄本島や内地からの応援でした。期間や応援元の診療科もさまざまであり、それぞれの知識を活用し学びながら楽しく看護をすることができたと感じています。また医療物品も限られており、少しですが、コスト削減や病院の利益等看護管理について考えることができました。
離島ならではの退院支援と看取りの難しさ
続いて、退院支援の難しさです。先ほど石垣島の入院機関は主に3つの病院と記した通り、月日が経つにつれて顔見知りの患者さんが増えてきます。既往や繰り返す疾患、ADLを把握するのも容易になり、孫のように可愛がってくれる方もいらっしゃるくらい近い関係になる患者さんもいます。そんな中で、末期がんや末期肝硬変により緩除に死期が近づく方もいらっしゃり、ひとつの病棟しかない離島での最期の迎え方への看護の難しさを知りました。
半年間でさまざまな出会いと経験をできた離島応援は私の宝物です。これらの経験を今後の看護に活かし成長していきたいと思います。

