島での子育ては最高!

沖永良部徳洲会病院 4階西 医療療養病棟:納 繁乃

埼玉県から移住してきて約12年が経とうとしています。この島で結婚し、子供を授かり、その子も今年、小学5年生になりました。

結婚して2年目に子供を授かりました。その時、既に私は「高齢出産」、帝王切開で出産しました。手術室のスタッフも全員顔見知りで、ちょっと恥ずかしい気持ちもありましたが(笑)、みんなが「おめでとう!」と言ってくれた時の感動は今でも覚えています。それから1年後に復職しました。当院には託児所が併設されているので、希望すれば勤務中も授乳をしにいくことができます。これも職場が子育てに理解のある証拠だと思います。

その時の託児所は10名以上の子供が在籍しており、保育士さんには本当にお世話になりました。時が経つのは早いもので、今では小学校5年生ですが、託児所からの同級生もいます。0歳から、ず~っと一緒ってすごいですよね。島あるある!かな、と思います。学校行事の時にはスタッフの休み希望が重なり、勤務調整が大変ですが、各部署の所属長が何とかやりくりして希望をかなえてくれます。「子供の行事に参加することを、諦めることなく勤務することができる」というのは、仕事を続けるうえで非常に大事なことだと思います。

行事のない休みには、子供と海に行ったり川にいったり山にいったり(えらぶにハブはいません)。都会のようなゲームセンターやショッピングモールはありませんが、自然と触れ合うことは限りなくあります。こんな私も今では病棟責任者。子持ちのスタッフももちろん在籍しています。病棟全体で助け合い、みんなが働き続けやすい病棟運営をしていきたいと思っています。