キャンプでリフレッシュ

山内病院 障害者病棟:森本 千晴

私は山内病院の障害者病棟に勤めて4年が経ちました。4月からは副主任となり、役職者としてどうあるべきかを日々考えながら病院の職員と関わり、吸収・実行し学んでいます。

当院は、2022年に徳洲会グループへ参入いたしました。透析室ができて透析患者の看護をすることができたり、病床数が変わったりと、様々な変化がありました。病棟では重度の意識障害者や肢体不自由者、人工呼吸器管理患者と関わることが多いです。意思疎通が困難な場合が殆どであり、個別性を持った看護について難しいなと思うこともあります。それでもわずかな反応でコミュニケーションがとれたときは、特別なやり甲斐を感じています。患者さまのいつもと違う小さな反応や、他スタッフから得た情報から色んな可能性・危険性を見逃さないようにと、集中しています。

しかし、常に緊張状態でいるとパフォーマンス能力を低下させ、心身のバランスを崩してしまうので、仕事中においても、仕事と私生活においてもオンオフを切り替えることが大切です。

私にとってそのトリガーは「自然と触れ合う」ことでした。  国内外を一人旅するのが好きだった私は、ひょんなことからオーストラリアのキャンプ場でバックパックキャンプを経験しました。それから国内でもキャンプを始め、毎月行くようになって3年が経ちました。自然環境は、仕事モードの私を解き、リフレッシュさせてくれます。この切り替えができていることで、「また明日も患者さんのために頑張ろう」と思えています。

そして、生まれ育った湘南の地で、昔から馴染みのある山内病院で、看護師として地元に貢献することを大切に活動しています。