喜界島でのスローライフ子育て
喜界徳洲会病院:小田



私は、鹿児島県の喜界島で看護師として働き、休日は実家のサトウキビ・白胡麻農業を手伝う三児の父です。
また、法学部の通信学生としての側面も持っています。
私が生まれ育った喜界島家族へ家族と共にUターンしたのは2021年、祖母の死がきっかけでした。
祖父、祖母、母の三人で農業をしており、残された二人への負担が大きく手助けをしたかったからです。
妻に引越の相談をした時には快く了承してくれました。
少子化のため私たちの地域に住む子供は多く有りませんが、子供達は絆を深め合い仲良く過ごしているようです。
子供達の笑顔を見ていると、引越して良かったと思える日々が続きます。
引越後しばらくした後に長女が腸重積で奄美大島へヘリ搬送された事をきっかけに、喜界島の医療にも貢献したいと思い喜界徳洲会病院で働き始めました。
次男出産の際は、妻と長女は島外の出産と向かい、残った長男と二人で過ごすために喜界徳洲会病院初の育休・育短制度を利用させていただきました。
約三か月もの間、勤務後に毎日二人で散歩を楽しみ父子の絆がより強くなり、長男自身は人として成長したと認識しています。
また、仕事と家事を両立してきた妻の偉大さを感じる事となり感謝の思いが一層強くなりました。
現在は、妻、子供三人と犬三匹とのスローな島暮らしを実現しています。
収穫時期などは休む暇もありませんが、少ない時間の中でも子供たちとの関りは優先し、数年後の受験に向けて共に楽しみながら勉強しています。
毎日を笑顔で過ごすために、子供達が夢を実現しより良い人生を歩んでもらうためにこれからも父として妻と協力し家事育児に積極的に参加したいと思います。