頑張っている事、嬉しかった事
山形徳洲会病院 4階南病棟(障害者病棟) :栗原 歩



山形徳洲会病院に入職して早くも3ヵ月が経ちました。今は出勤してから受け持ち患者さんの情報収集を行い、患者さんのスケジュールを確認し、自らのタイムスケジュールを考え、患者さんにどのような看護や援助が必要なのか日々考えながら行動しています。情報の取り方や優先順位、バイタル異常時の対応や報告方法など、自分の中で課題がたくさんあります。
今まで働いて嬉しかった事は、患者さんのケアを実施した時やご家族とお話しした時に、「ありがとう」とお礼を言ってもらえたことです。まだまだ未熟な看護師ですが患者さんに出来ることを精一杯考えケアを行っていこうと思いました。また、最初は見守りのもと実施していた看護技術が1人でも行えるようになった事です。学生の時とは違い社会人としての責任を伴い、はじめての吸引や点滴交換などとても緊張しました。先輩方にご指導いただき、確認を何度も行いながら今は1人で実施しています。技術面では、知識も必要となるので、今は業務を覚えながら勉強し知識をつけ看護に繋げていきたいと思い、少しずつですが前に進んでいます。


先輩から、患者さんの気持ちになって何が必要か、どうして欲しいのか考える事が大事だと教わりました。勤務している病棟は寝たきり患者さんも多く、直接訴えることができない場合もあります。患者さんの気持ちを考えながら看護を行い、安楽な体位、皮膚トラブル予防、ベッド周囲の環境を整えるなど、忙しい業務の中でも今の自分が出来る事を丁寧に行う事を心掛けています。いつもご指導いただく先輩方に感謝しながら、受容、共感、傾聴を心に刻み、常に患者さんの心に寄り添えるような看護ができるように成長していきたいと思います。