奄美大島に家族で移住しました
瀬戸内徳洲会病院 看護部:森 瞳



現在、日本人女性の平均寿命が、87.09才と言われていますが、私もいよいよ平均寿命の中間地点で、振りかえると様々なことがありました。
私は2019年3月に奄美大島に移住し、瀬戸内徳洲会病院に入職しました。子どもは小学生でした。多くの方に助けられ仕事をしていく中で、子どもの成長と共に学校のPTA活動など保護者の役割が増えたり、子どもの自我が芽生えてきて、ぶつかることも多くなりました。職場でも経験年数が増え、任せられることも多くなり自身が目一杯になることもありました。そこで私は思い切って外来から病棟への配置移動を希望しました。病棟勤務は約7〜8年ぶりで、私が過去にやってきた経験で大丈夫だろうか、残業が増えて家族に迷惑がかからないだろうかと、不安でした。
しかし、実際に働き始めると、外来に比べて配置人数が多いため、ひとりに掛かる負担が軽減され、働き方のリズムが徐々に戻ってきた事に驚きました。


また家のことも、子どもがご飯を炊けるようになったり、お皿を洗ってくれるなどお手伝いが増えました。また、夫も炊事、洗濯などしてくれたりと家族みんなで家事を分担する仕組みが出来ました。
ママさんナースが仕事をしていく為には様々なサポートが必要です。私のように目一杯になる事もあるかと思います。そういう時にこそ、働き方を変えてみることも必要ではないかと思います。私の場合は外来から病棟に代わり自分自身を再度見つめ直し、人に甘える大切さや私を支えてくれる多くの人がいることを学ぶことが出来ました。
これからも支えてくれる家族と一緒に、ママさんナースとしてやっていきたいと思います。