就職して2年目の私

館山病院 障害者病棟:照屋 拓弥

私は、去年より沖縄を飛び出し医療法人徳洲会館山病院に就職しました。先輩方や同期のスタッフも気さくで接しやすく、楽しく仕事をしています。時に厳しい時もありますが、医療者としての在り方や自身の看護観を考えつつ看護師に必要な基本的な技術、知識を学ぶことのできる環境にある病棟だと感じます。また、私の所属する病棟は国の基準により障害を持たれた患者様が70%を占める病棟となっています。

身体の不自由な方などが入院されており慢性期的な看護を行います。そのため、退院後の暮らしへの不安を抱える患者様や長期に入院されている患者様、ご家族様と関わることが多くあります。私の看護観の一つである「安心」を感じてもらえるケアを実践し、患者さまやご家族様より「ありがとう」の言葉を頂いた時、やりがいを感じます。

地域に根付く歴史のある病院であるためスタッフ自身も地元の出身であることが多く、冬の寒さや雪が降るのかなど沖縄にはない環境に関する知識や楽しい場所、美味しい食べ物など情報を教えてくれます。看護師としての学びを深めながらプライベートも充実しています。地元の方々との交流も楽しく、趣味の船釣りや堤防での釣りも面白いです。

県外から来た私を仲間として迎え入れてくださった病棟スタッフや地元の方々との関わりを経て、人に恵まれていると感じます。その中で患者様やご家族に少しでも「安心」を感じてもらえるような看護技術を磨いていこうと思います。